阪神・立石の覚悟「姿勢」で見せる!秋季キャンプ高知入り 2年目の飛躍へ「とにかく打撃」フェニックスLで好感触

 阪神・立石正広内野手(23)が31日、秋季キャンプへ向けてチームとともに高知入りし、強い決意を示した。2年目の飛躍を目指し、打撃強化を最優先に、練習量を増やしながらも質を追求。熱い思いが藤川球児監督(46)ら首脳陣に自然と伝わるほどの「没頭」の秋とする。

 並々ならぬ思いを、白球を追う姿で体現していく。来春キャンプの1軍切符へ「見極めになる」と藤川監督が表現した勝負の18日間。その言葉に呼応するように、立石が静かに闘志を燃やした。

 「来年にかける思いが姿勢で伝わるように。そのぐらい強い気持ちでやっているんだって、勝手に伝わるぐらい没頭してやりたいです」

 手応えを携えて高知入りした。10月27日のフェニックス・リーグ、楽天戦(日向)では逆転サヨナラ3ランを含む2本塁打。「多少はその時の感覚で、これからに生きそうなものもあった」と振り返り「そこを無駄にしないように、感覚をすり合わせながらやりたい。総合的に課題はありますけど、とにかく打撃に重きを置いてやりたいです」と最大の武器を磨き上げる。

 そのためにも「量を増やしながら、(取り組みの)意図を見失わないようにだけ注意したい」と量と質の両立を図る。ルーキーイヤーの今季は開幕前から度重なる故障で出遅れただけに“ノーモア・ケガ”を大前提に「体の面でも、まだまだパワーはつけたいです」とフィジカル面の強化にも取り組んでいく。

 今秋から新たなコーチ陣も加わる。「初めてのシーズンでしたけど、打撃コーチのわずかなアドバイスで救われたこともありますし、気持ちの面でもすごく支えになった。(新任コーチとも)良い関係を築けたらうれしい」と立石。日本ハムのスカウトとして当時大学2年生の大器をチェックしていた矢野謙次新打撃チーフコーチは「三振は気にする必要ない」と、持ち味の長打力を伸ばす指導方針を示しており「そう言ってもらえると自分たちもやりやすい。それぐらいの気持ちで、長所を残してやっていきたい」と成長を誓った。

 「集中できる時間やと思うので、没頭してやりたい」。2年目の飛躍へ、己と向き合う秋が始まる。

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