阪神・カツノリコーチ IDではなくLP野球 秋季練習合流即モットー披露「愛情(Love)と情熱(Passion)」

 秋季練習に合流した野村コーチは選手からあいさつを受け笑顔を見せる(撮影・田中太一)
・野村作戦統括コーチ(手前)が見守る中、打撃練習する小野寺(撮影・西田忠信)
練習前、ナインに話をする野村作戦統括コーチ(撮影・西田忠信)
3枚

 ファームバッテリーコーチから配置転換された阪神・野村克則作戦統括コーチ(53)が29日、みやざきフェニックス・リーグでの業務を終え、甲子園で行われた秋季練習に合流した。参加した若虎たちには「自分のモットーは愛情(Love)と情熱(Passion)」と訓示。20年に及ぶコーチ経験を生かし、3連覇を支える。

 快活な声を響かせ、選手たちに思いを伝えた。「自分のモットーは愛情と情熱」-。父の故・克也氏が提唱した「ID野球」ならぬ、「LP野球」で、チームが一つの方向を向くための後押しをする。

 新たな役職で重視するのは「選手が迷わないでやるっていうところが一番」と野村コーチ。「勝つためにどういう動きをしたら良いのか、どういう方向でやっていくかっていうのは明確にしてあげないとダメだと思う。それをちゃんと伝えられるように」。藤川監督と綿密に話し合いながら、チームの足並みをそろえていく。

 前日28日までは、フェニックス・リーグで若虎の成長をサポートしてきた。時には打撃投手を務め、時にはノックを打ち、本職である捕手陣の練習をチェック。最後の2試合は、2軍監督代行としてチームを指揮した。愛情と情熱を持って若虎と接してきた姿勢は、新たな役職でも変わらない。11月1日から高知県安芸市で始まる秋季キャンプでは、個々のレベルアップとともに、擦り合わせ作業も進めていく。

 「もちろん監督の方針がある。今年戦ってきてっていう中での反省点というか。それを秋季キャンプでしっかり取り組んで、来季につなげるっていうところじゃないですかね」。2リーグ制分立後、球団初の連覇を達成した猛虎。「チームとしての力はあると思うんでね。そこで、いろんな戦い方ができたら良いのかな」と、戦術の幅を広げ、さらに強固な組織を目指す。

 楽しみな加入もある。明大の後輩にあたる榊原七斗外野手(22)を阪神はドラフト1位指名。「榊原選手を筆頭に新しい戦力が入ってくるわけなんで、もちろんチームの力になってもらわないと困るから。それぞれに特徴があって、どうチームに活用していくか。それをまた見極めていけたら」と期待を寄せた。3連覇、そして真の常勝軍団へ。愛情と情熱を持って、猛虎の進化を支える。

 ◆野村 克則(のむら・かつのり)1973年7月23日生まれ、東京都出身。53歳。堀越-明大を経て、95年度ドラフト3位でヤクルト入団。その後阪神-巨人-楽天と移り06年引退。現役通算222試合、4本塁打、17打点、打率.185。引退後は現役時代の在籍球団でコーチを歴任し、22年から阪神コーチ。

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス