阪神 佐藤輝が流出ならどうなる?来季のオーダー 代役4番は森下、三塁は立石が最有力 リーグ3連覇へ試練
阪神の嶌村聡球団本部長が19日、兵庫県西宮市内の球団事務所で取材に応じ、佐藤輝明内野手が希望しているポスティングシステム利用した米大リーグ移籍について、容認する方針を示した。
会見の冒頭、「阪神タイガースは、当球団所属の佐藤輝明選手が兼ねてから希望しておりました、来シーズンからのMLBへの挑戦を後押しすることと致しました。つまり球団が、今オフのポスティング移籍を容認することと致しました」と話した。
佐藤輝は24年12月、契約更改の席上で初めて、米大リーグ挑戦希望を球団に伝えた。昨オフには代理人と球団の交渉が長期化。1月30日に12球団の大トリで契約を更改し「挑戦の意思があることも伝えさせてもらいました。そこは僕だけで決められるものじゃないので、球団と話し合ってという感じです」などと話していた。
今季は打率・306、39本塁打、106打点で史上9人目の三冠王に輝いた。今後、交渉が順調に進み、球団野手では初の移籍が決まれば、チームとしては大きな得点源を欠くことになる。
藤川球児監督は前日18日、大阪市内の大阪市内の阪神電鉄本社を訪れ、秦雅夫オーナーにシーズン終了の報告を行った後、来季のついて「チームを一度、壊す。今年より、さらに。当然のように出ていた選手が出られなくなることもあって然るべきだと思う」など話し、聖域なきチームの解体を明言していた。
来季、絶対的な4番不在のシーズンになれば、チーム編成はどうなるか。すでに球団は外国人選手、FA、トレードなどで積極的な補強に乗り出す考えを示しており、大砲獲得となれば代役を担う可能性もあるが、まずは代わる4番として、森下翔太外野手が最有力の候補に挙がる。
セ・リーグでもDH制が導入される来季、このまま順当なら続く5番には、大山悠輔内野手が入る。代役三塁には立石正広内野手の台頭が期待される。獲得に乗り出す新助っ人が3番、もしくは6番に入る打線が理想か。以下、現時点での来季予想スタメン。
1番・中堅 近本
2番・二塁 中野
3番・三塁 立石
4番・右翼 森下
5番・一塁 大山
6番・DH 新助っ人
7番・左翼 高寺or前川
8番・遊撃 熊谷or元山or小幡
9番・捕手 坂本or伏見or梅野
いずれにせよ、リーグ3連覇を目指すチームいとって、佐藤輝の移籍は大きな戦力ダウン。藤川監督が「選手たちには爆発しろ、たまっているものを爆発させろと」とナインを鼓舞したように、全体的なチームの底上げと新星の台頭が不可欠になる。
また、嶌村本部長も「今そう(佐藤輝が米挑戦と)なったから、突然的に私たちがプランニングするのではなくて、かねてからのプランニングでやっているということはご理解いただきたい」とし、「あらゆる編成の手段、手だてを講じるというのは、当然、常々考えていることでございます」と補強に乗り出す考えを明かした。
