【阪神CS突破へ展望・打者編】“お祭り男”となるか 過去短期決戦で勝負強い森下 狩野恵輔氏

 2リーグ制以降では球団初となる連覇を達成した阪神は、14日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルSに臨む。対戦相手は巨人かDeNAか未定だが、2年連続の日本シリーズ進出へのポイントとは-。デイリースポーツ評論家・狩野恵輔氏が関門突破に向けた野手陣の鍵を占った。

 森下選手がCS突破の鍵を握るとみています。三冠王の佐藤輝は普通に打ってくれるでしょう。森下は23年の日本シリーズで勝負強さを発揮していますし、昨年のCSでもMVPに輝きました。初回の攻撃で必ず回ってくることも大きい。近本、中野が出塁してチャンスで打席を迎えることが理想ですが、たとえランナーが出ていなくても、ホームランがある。初回から一発が出れば乗っていけますし、“お祭り男”のように、チームを盛り上げてほしいですね。

 相手はまだ分かりませんが、DeNAのような「よっしゃ!」と盛り上がってくるチームは怖い。巨人も球界の盟主として引っ張ってきたチームで勝ち方を知っている。どちらも侮れません。それでも阪神は23、25年とCSを突破した経験があります。昨年は試合間隔が空いたため試合勘が心配されましたが、問題ありませんでした。今季も緊張感のある試合をやってきましたし、チームに勝ち癖も付いている。普通に戦うことができれば心配ないと思います。

 ここからの短期決戦は「1-0」でも、とにかく勝てばいい。打線はつながるに越したことはありませんが、本塁打による得点だけでも構いません。タイガースはもう勝って当たり前のチームです。いかに日本シリーズに向けて戦えるか。勢いを持って日本シリーズに臨めるようなCSにしてもらいたいと思います。

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