阪神・梅野「忘れられない一日に」7・24以来安打&同期岩貞と最後のコンビ 天国の横田さんに「上を向いて報告」
「阪神2-1広島」(6日、甲子園球場)
満面の笑みを浮かべながら、ベンチに向かってガッツポーズを繰り出した。久々に訪れた出番で快音。阪神・梅野隆太郎捕手のバットが球場の熱気を増幅させ、同僚の節目に花を添えた。「どんな形であれ、結果を出せて良かった」と納得顔を見せた。
六回1死二塁の場面に代打で登場。「打ちに行きながら合わせていかないと、なかなか対応できない」と積極性を念頭に、森の初球を左前に運んだ。出場は8月14日・広島戦以来53日ぶり。それでも集中力を研ぎ澄ませて、7月24日・巨人戦以来の安打を放った。
そのまま七回の守備に就き、岩貞とバッテリーを組んだ。末包を空振り三振に斬ってマウンドに集まると、岩貞と2人で夜空を見上げた。この瞬間は、23年に他界した同期入団の横田慎太郎さんへ思いをはせていた。「ラストピッチだったので、ヨコにも上を向いて報告しようかって」。見守ってくれている仲間に向け、温かな気持ちを寄せた。
長く1軍でコンビを組んできた岩貞は、有終の美を飾った。「今までああいう三振を取っていくために、どれだけ苦労してやってきたかっていうものはある。忘れられない一日になりましたね」と感慨深げな面持ちで、雄姿を目に焼き付けた。
試合後は場内一周で、連覇を報告した。「自分たちにとってもうれしいこと」と感謝を述べた梅野。特別な一日を胸に刻み、次なる戦いに挑む。
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