阪神ドラフト事情 まずは捕手と即戦力投手が必要 渡部は捕手の大本命、西野も上位候補

 阪神は24日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。ドラフト会議まで1カ月を切り、候補選手の現状確認などを行ったとみられる。大学は各リーグでラストイヤーが幕を開け、1位候補の青学大・鈴木泰成投手(4年・東海大菅生)と渡部海捕手(4年・智弁和歌山)のバッテリーや、大商大・春山陽登外野手(4年・敦賀気比)らが好調なスタートを切っている。

 近本、中野と続く阪神のオーダーが示す通り、現在は主力の大半を生え抜き選手が占める。今後も外国人選手、FA補強に頼らず、育てながら勝つチーム作りを目指す中、ドラフト戦略は重要なウエートを占める。各ポジションの年齢構成を見ても、まずは捕手と即戦力投手が必要と言える。

 現在1軍登録されている捕手は36歳・伏見、35歳・梅野、32歳・坂本。次世代の正捕手候補として28歳・栄枝、23歳・嶋村らも1軍を経験したが、ここまで定着には至っていない。大学日本代表でも4番を打つ渡部(青学大)は大本命。西野(立命大)も上位候補としてリストアップされる。

 また、高橋、村上、才木らに続く次代のエースも必要。即戦力投手では宮原(近大)、有馬(立命大)、米沢(関大)と関西圏に有力候補も多い。昨年は3球団競合で立石を獲得。24年の下村、25年の伊原を除き、ここ10年は投手、野手を交互に1位指名しているだけに、投手を優先に-となるケースも考えられる。

 来季からはセ・リーグでもDH制が導入される。佐藤輝もポスティングによるメジャー移籍を希望。動向が流動的なだけに、長打力に秀でた春山(大商大)や、佐藤(東北福祉大)、藤沢(東京ガス)らも候補になる。

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