森下!佐藤輝!大山!阪神中軸「連動」 球児監督の「甲子園野球」体現 近本含めドラ1カルテットで全4点
「阪神4-1巨人」(28日、甲子園球場)
阪神・藤川球児監督(46)は「連動」と表現した。近本の先頭打者アーチから始まった首位攻防戦。主役は村上と2人に譲ったが、欠かせなかったのは3、4、5番のバットだ。これぞ甲子園、阪神の野球-。絶対に負けられない一戦で見せた“ドラ1カルテット”の競演。4人で6安打、全4得点を挙げた。
1点リードで迎えた三回。1死から中野が四球で出塁すると、続く森下が左前打でつないだ。ここで打席に4番・佐藤輝。チェンジアップをすくい上げると、打球は瞬く間に一、二塁間を抜けた。二走・中野が一気に生還。巨人戦は5試合連続安打で、対戦打率・373のGキラーが見せた。
「そういう活躍ができて良かったです。いいところに飛んでくれました。また明日頑張ります」
森下はこの場面で、一塁から好走塁で三塁に進塁。大山の右前適時打で3点目のホームを踏んだ。五回には先頭で中大の後輩、西舘から左中間への二塁打。佐藤輝の三ゴロの間に三進し、大山の右犠飛で生還した。「走者が出なかったら自分がメークすることで後ろにつなげる。それが今日はできた」。2安打2得点、3出塁。この連動こそ甲子園を本拠地にする阪神の野球だと、指揮官は言う。
「板につけなきゃというところですね。メンバーが替われど、こういう野球に持っていくことが8、9月の甲子園で…多くは語れないんですけど、日々努めたいですね」
真夏の首位攻防戦を制し、連勝で優勝マジックが初点灯する。森下はこの1勝が持つ意味をかみしめて言った。「初戦が取れたのが、今日一番の収穫だ。明日もしっかりと取りたいと思います」。走者を進めながら3、4、5番を迎える攻撃が阪神本来の形。王者の野球でカード3連勝を狙う。宿敵に引導を渡す時だ。
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