阪神・立石「最悪、進塁打」22打席ぶり安打に安堵 現状の調子は「何とも言えない感じ」試行錯誤続く
「ファーム・西地区、ソフトバンク2-6阪神」(15日、タマホームスタジアム筑後)
ようやくHランプがともった。阪神・立石正広内野手が六回に決勝点をたたき出す適時二塁打。1、2軍合わせて22打席連続で安打から遠ざかっていた黄金ルーキーが、ついにトンネルを抜け出した。
耳をつんざくような快音だった。同点の六回無死二塁、カウント2-2と追い込まれた状況。「最悪、進塁打を打つイメージ」で、昨季の最高勝率左腕・大関の143キロ直球をはじき返した。力強く真っすぐ伸びていった打球は中堅の頭を越え、ワンバウンドでフェンスに到達した。
立石は二塁ベース上で表情こそ大きく崩さなかったが、確かな感触をかみしめた。1軍で10打席連続無安打と不振に苦しみ、9日に登録抹消。復調への糸口を模索しながら、2軍降格後13打席目で生まれた安打だった。
ただ、試合後に安堵(あんど)の表情はなく「これに惑わされることがないように」と凡退した他打席を反省。現状の調子は「何とも言えない感じ」と首をひねる。再び1軍で輝くために試行錯誤は続く。
