阪神・高橋 今季最短4回、ワースト6失点「力不足を痛感」中継ぎも粘れずハマスタのチーム防御率6・30
「DeNA11-7阪神」(5日、横浜スタジアム)
阪神・高橋は大粒の汗を険しい表情でぬぐった。強力打線にのみ込まれ、今季最短4回で同ワーストの6失点(自責点4)。まさかの大乱調だった。
「本当に力不足を痛感した感じです」
序盤で一発攻勢に泣いた。味方が2点を先制した直後の二回、無死一塁から筒香に直球を捉えられ、左翼ポール際に同点2ランを浴びた。これで自身5戦連続での被弾。あっという間に試合を振り出しに戻された。
自らを苦しめるミスも出た。なおも1死から、関根の一ゴロでベースカバーに入ったが、左腕は大山のトスを落球。もったいない形で走者を出した。藤川監督は「ボールを落としたところから、少し気持ちが動いたかな」と感情の揺れを察知。嫌な予感は的中してしまった。
続く宮下に右翼席へ勝ち越しの2ランを許した。1イニング2被弾は自身7年ぶり3度目。大歓声の中で天を仰ぎ、両手を膝についた。浴びた一発は、いずれも直球を痛打されたもの。「前の試合よりは走っていたと思うんですけど、打たれるというのは力不足」と肩を落とした。
悪い流れは止まらない。三回は先頭、牧の遊飛を元山が落球。その後、二つの内野ゴロで失点。わずか3球、無安打で追加点を与えて5失点目。「他の人のミスも僕が誘発した。全部自分のリズムが悪いせい」。四回も先頭から連続二塁打を浴びて失点。歯止めがきかず、わずか4回でマウンドを降りた。
中継ぎも勢いを止められず、今季5度目(3度がDeNA戦)の2桁失点と完全に崩壊。横浜スタジアムでのチーム防御率は6・30と完全に鬼門となっている。
前半戦は開幕10連勝を含む11勝を挙げる大活躍だったが、後半戦は苦しいスタートとなった。1位だった防御率も1・95に落とし、村上に次ぐリーグ2位に後退した。「全部が足りていないと思うので、試合をつくれるようにやっていきたい」。高橋は悔しさを力に変え、次戦につなげていく。
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