阪神・前川 復帰即安打 骨折から2週間!異例のスピード 広島・森下撃ちで万全アピール 平田2軍監督「早い回復で良かった」

 「ファーム・西地区、阪神0-5広島」(31日、日鉄鋼板SGLスタジアム)

 力強い打球が遊撃手の頭を越えると、黄色いスタンドが大きく揺れた。「右肩甲骨の骨折」で戦列を離れていた阪神・前川右京外野手が「4番・指名打者」で実戦復帰。さらに復帰後初安打もマークした。驚異のスピード復帰でいきなり結果を残した。

 四回2死の第2打席。相手先発は広島・森下と実績豊富な右腕だ。追い込まれながらも粘り、7球目の147キロを一閃(いっせん)。左前打とした。ただ、第1打席は左飛に倒れ、第3打席は直球を詰まらされ三邪飛。悔しい表情を見せた。

 前川は7月17日の広島戦(マツダ)でスタメン出場し、七回に島内から背中付近へ死球を受けた。代走が告げられ、途中交代。翌18日に「右肩甲骨の骨折」との診断を受けた。平田2軍監督によれば「翌日に『そこまでのあれ(ケガ)じゃないんです』って言っていた。シートノックを見ても、スイングも問題なかった」とスピード復帰の裏側を明かした。

 7月中は4本塁打と調子が上向いていただけによもやの骨折だった。平田2軍監督は「当たったところが(不幸中の)幸い。そら不幸だけど、2週間で復帰できた。早い回復で良かったと思うよ。ヒットも1軍のローテーションを守っていたピッチャーなんでね」と目を細めた。九回に代打を送られ、フル出場とはならなかったが、3打席に立ち、万全の状態をアピールした。

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