阪神・ドリス 藤川監督は「一番大きい存在」野球への取り組み方、メンタルの重要性学んだ 初選出「楽しみたい」
監督選抜で「マイナビオールスターゲーム2026」に初出場する阪神のラファエル・ドリス投手(38)がデイリースポーツに独占手記を寄せた。四国ILp・高知を経て昨年、6年ぶりに猛虎の一員となった助っ人。NPB復帰2年目の今季は登板36試合でチーム最多17セーブをマークするなど救援陣の欠かせぬ戦力となっている。チームメートに対する思いや、現役時代から親交の深い藤川監督から受けた影響を明かした。
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デイリースポーツ読者の皆さん、こんにちは。阪神タイガースのラファエル・ドリスです。
日本のオールスターは初めてだけど、いつも通りやりたいなと思ってるよ。僕は誰が来てくれてもウエルカム。みんなとしゃべって交流して、楽しみたいんだ。
ここまでは、自分のできることだけをしっかりやろうと思ったシーズン前半戦だったかな。プレーで役目を果たすことはもちろん、外国人選手も増えてきて、サポート役にもなれているんじゃないかなと思ってるよ。
彼らに伝えたいのは、「日本のルーティン」をしっかりマネすることかな。アメリカと日本の野球は全然違うからね。僕も1年目はいろんな選手を見て学んだんだ。やっぱり日本のシーズンは、暑さや寒さの面も含めて長いから、その中でどうしていかないといけないのかっていうのは、いろんな人から知る必要があると思う。
僕は特に、現役時代を一緒に過ごした藤川監督を参考にさせてもらっていたよ。やっぱり長い間、日本でもアメリカでも活躍されていた選手。どうやって日本で長くやっていくかというのを常に聞いていたし、マネしていたし、一番大きい存在だったかな。
日本人選手にも、独立リーグ時代からトレーニングとか練習内容のアドバイスはしていたよ。すごく才能があるなって思っている選手が、それに気付いてないなっていうことを見つけた部分も多かったからね。それを伝えてあげるのが仕事というか。自分の手の中にあると思っていても、最後にやるところが間違っていると良い選手になりきれない。そういうところを伝えてあげることはよくしていたし、自分自身、そうすることが好きだなというのもあるかな。
工藤選手なんかは、そういう選手だったんだ。去年見た時に、すごいポテンシャルがある選手だなって思っていたけど、何かが足りないなと僕も思っていたし、彼自身も感じていたと思う。それをちょっとずつ自分の中で手にして、今の活躍があるのかなと思うよ。
こういう姿勢も、もちろん藤川監督からの影響があると思う。体が十分にあって、能力もあるのに、メンタルに左右されている選手はすごく多いし、実際に僕も最初はそうだった。「メンタルを鍛えなさい」って繰り返し伝えられて、最初は何でメンタルなんだろうって思ってたこともあったけど、最終的には僕もそこに行き着いたんだ。藤川監督からは、そういうことも教わったかな。
そんな監督に選んでもらってオールスターに出場することになって、素直にすごくうれしいね。個人的には日本でキャリアを終えたいっていう気持ちがあるんだ。だから、その一つの思い出になるんじゃないかなと思ってるよ。
◆ラファエル・ドリス (Rafael Dolis)1988年1月10日生まれ、ドミニカ共和国ラモーナ出身。196センチ、106キロ。右投げ右打ち。04年カブスと契約し米球界入りし、11年にメジャーデビュー。16年から19年まで阪神に在籍し、17年に最多セーブを獲得。その後ブルージェイズなどを経て、24年から四国ILp・高知でプレー。25年途中に阪神へ復帰した。在籍中の通算113セーブは球団4位で、外国人最多。
