阪神・ドラ1立石 再昇格後初タイムリー「冷静に、欲を出さずに良い打席が送れた」“左キラー”だ打率・367
「広島2-4阪神」(19日、マツダスタジアム)
一塁上でフーッと息を吐くと、ベンチへ向かって柔らかい笑みを浮かべた。不測の事態で巡ってきたチャンスとはいえ、代役とは言わせない。前半戦終盤、そして後半戦の欠かせぬ戦力へ。阪神のドラフト1位・立石(創価大)が再昇格から2戦連続安打で存在感を示した。
「いつもクリーンアップ中心に点が入っているので、こういうところで一本打ちたいと思っていた」
前日18日に昇格後初打席でHランプをともした男に、好機で打席が回った。2点を追う四回1死一、二塁で迎えた第2打席。森に対して3ボールからフルカウントまで持ち込まれたが、7球目の外角速球をはじき返した。二回の第1打席に続いて中前に運び「先輩方にチャンスでつないでいただいたので、1打席目の良いイメージを持って打つことができた」。二走・佐藤輝が生還。6月9日以来、1軍帰還後の初打点が、反撃ののろしを挙げる適時打となった。
同学年の前川が死球による骨折で離脱を余儀なくされ、18日に再昇格。2戦続けて森下、佐藤輝、大山の最強クリーンアップに続く6番に座った。1番・近本を含めて今カードから初めて完成した「ドラ1クインテット」の“末っ子”は、左投手に対して打率・367の“左キラー”として頼もしい活躍。「冷静に、欲を出さずに良い打席が送れた」。それでも心は熱く-。先輩たちの燃える思いを目の当たりにしたルーキーが、強力打線に厚みを加える。
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