阪神・高寺 「2番・二塁」スタメンで先制適時二塁打 “聖域”で攻守に躍動「出るところで頑張れればいい」
「広島2-1阪神」(18日、マツダスタジアム)
虎党にここ数年の「2番・二塁」は誰かと聞けば、100パーセントに近い割合で同じ答えが返ってくるだろう。そんな“聖域”と呼んでもおかしくないほどの場所に若虎が起用された。阪神・高寺望夢内野手が中野に代わって、二塁では今季2度目の先発出場。代役と言わせぬ、攻守での躍動ぶりだった。
開幕当初は左翼争いを繰り広げ、近本の離脱中は中堅のスタメンで懸命にプレーした。春季キャンプから外野練習に重きを置いていたが、前半戦の終盤に巡ってきたのは内野での起用。普段の練習でノックは受けていたが、久しぶりの実戦で腹をくくった。
まずは初回無死一塁で三塁の佐藤輝からの送球を受け、一塁送球で併殺完成。四回1死では小園の二遊間寄りのゴロも難なくさばいた。するとバットでも見せ場がくる。両軍無得点の五回2死一塁。フルカウントから振り抜くと、右翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放った。
チームとして、栗林からの得点は4月26日の佐藤輝のソロ以来、17イニングぶり。「あの打席は良かったです」。結果的に白星は献上したが、相手バッテリーに嫌な印象を与える一打となった。今後も中野はコンディションを考慮されての起用が続きそう。前川も負傷離脱となり、左翼のレギュラーも現時点では決まっていない。「出るところで頑張れればいいと思います」。高寺が虎のジョーカーになれるかが連覇の鍵を握りそうだ。
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