阪神・近本 復帰後初マルチ 敗戦も好調4戦連続安打&初長打 藤川監督「明日以降またいける」

 「中日6-5阪神」(15日、バンテリンドーム)

 大敗を惜敗に変えた終盤の猛追で、起点になったのは阪神・近本光司外野手だった。一、三、八回とチームの全得点に絡んだ2安打、3得点。連勝こそ止まったが、藤川監督も「明日以降、またいける」と前を向いた。帰ってきた不動のリードオフマン。敗戦でも確かな爪痕を残した。

 「なんとか得点につなぐことができて、よかったです」。4点を追う八回だ。劣勢ムードの中、先頭で打席に立つと2球目、高めの145キロを中前に運んだ。積極的に仕掛ける打撃が本来の形。傾いた流れを引き寄せると、佐藤輝、大山の適時打などで1点差まで迫った。

 「状態は日によっても違いますし、投手によっても違うので。その時の状況で自分の状態をしっかりと理解して、力を発揮していくだけですね」

 試合後、敗戦に笑顔はない。それでも初回には四球を選び、森下の適時二塁打を演出。三回には右翼線を破る二塁打で、復帰後4試合連続安打&初の長打から、三進後に暴投で2点目のホームを踏んだ。マルチ安打も4月25日の広島戦以来。走攻守で活躍が光る。再昇格からここまで4試合で5安打、4得点。上々の再スタートを切っている。

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