阪神 連勝で17日ぶり単独首位再浮上 2年連続東京D勝ち越し決定 前川V打、5戦4発の大活躍

 「巨人2-10阪神」(9日、東京ドーム)

 阪神が宿敵・巨人に大勝で連勝。6月22日以来、17日ぶりに単独首位に立った。先発の伊原が5回1/3を投げ4安打1失点で、4月11日の中日以来89日ぶりの3勝目。二回、前川が放った5号逆転2ランが決勝打になった。

 1点を追う二回だ。1死一塁で打席に立った前川が、則本の外角146キロ直球を強振した。打球が右中間へ舞い上がると、直後にスタンドインを確信。打球が伸びるにつれて虎党の歓声は大きくなり、逆転の一撃に大きな拍手が送られた。

 直近5試合で4本塁打。先制を許していた智弁学園の先発・伊原を援護する5号は、2024年の4本塁打を上回るキャリアハイとなった。

 三回に佐藤輝、大山の連続タイムリーで3点を奪うと、続く四回にも高寺の右前適時打で追加点。五回にも大山の2点適時打で大量リードを奪った。さらに六回2死一塁。森下がフルカウントから高梨の投じた内角低めの142キロ直球をフルスイング。左中間スタンド中段に放り込んだ。2試合連発の今季22号で、本塁打王争いは独走状態。昨年記録した自己最多23本塁打まであと1本に迫る。

 一方、腰部の張りから復帰登板の伊原は初回、泉口の左犠飛で先制点を失ったが、二回以降は大量リードに守られながら安定した投球。球数が100球を超えた六回、ダルベック、泉口に連続四球を与えて途中降板となったが、このピンチを木下が無失点で切り抜けた。

 この日の勝利で今季東京ドームでは7勝2敗。2年連続で敵地勝ち越しを決めた。

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