【福原忍氏の眼】阪神・今朝丸は要求された内角に一球で投げ込めるのが強み 緊張しているとは思えないほどいい球を投げていた

 「阪神1-5広島」(3日、甲子園球場)

 阪神は連敗を喫した中、高卒2年目の今朝丸裕喜投手(20)が、2番手として四回からプロ初登板。六回に背負ったピンチも切り抜け、3回2安打2奪三振無失点という鮮烈なデビューを飾った。デイリースポーツ評論家の福原忍氏は「緊張しているとは思えないほどいい球。右打者の内角に一球で投げ込めるのは強み」と指摘した。

  ◇  ◇

 今朝丸投手が素晴らしい1軍デビューを果たしました。めちゃくちゃ緊張していたと思いますが、緊張しているとは思えないほどいい球を投げていました。

 体をしっかり縦に振れているから、球が左右にばらつくことが少なかったと思います。左右に外れると打者は反応してくれませんが、今朝丸投手はその心配がなく、ベース上で勝負できていました。

 六回のピンチで名原選手を抑えた最後の内角への直球は最高の球でした。初登板でピンチの場面にもかかわらず、要求された右打者の内角に一球で投げ込める投手はなかなかいないです。この投球こそが彼の強みだと思います。プロで、特に先発をしていく上で内角への投球は絶対に必要になります。まだ20歳で、そこに投げ込めるメンタルも素晴らしい。本当に楽しみな投手です。

 ここから何度も壁にぶつかると思いますが、一個一個クリアしていって、先発で投げる姿を見てみたいですね。将来的には柱になれるぐらいの活躍を期待したいです。同じ背番号「28」なので頑張ってほしいと思います。

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