阪神・才木 悔し被弾も通算50勝「通過点」球団新!巨人戦9連勝で今季5勝目

 「巨人3-6阪神」(24日、東京ドーム)

 降板時に降り注がれる拍手とは対照的に、阪神・才木は悔しそうにベンチへ座った。6回1/3を6安打3失点。球団史上37人目となる通算50勝にも六、七回の失点を「ちょっともったいなかった」と振り返った。

 五回まで2安打無失点。今季初安打も放ち、立石の2ランをお膳立てするなど文句なしだった。六回に1点を失い、なおも1死一、三塁でキャベッジ、ダルベックを空振り三振と助っ人2人を手玉に取った。結果的にこの回を乗り切ったことが大きかった。七回は吉川に2ランを浴びたが、仕事は果たした。

 球団新の巨人戦9連勝で今季5勝目。節目に到達したが、決して順風満帆だったわけではない。右肘にメスを入れ、勝てない時期もあった。「まだ50勝なんだって印象。通過点」。4月28日のヤクルト戦(神宮)で2試合連続の6失点。試合後は珍しく口を閉ざした。数日後「イライラ、モヤモヤしていた」と正直な気持ちを明かした。実は今季、投球フォームに微調整を加えている。

 「『元に戻した方がいいんじゃないか』とも言われる。でも、自分を信じてやるしかない。成長するためには何かを変えないといけない」

 己を信じた結果、成績も上向き。霧は晴れた。「目指しているところに、近づけるようなプレーヤーになることが大事」。最終到達点へたどり着くまで、歩みは止めない。

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