阪神・藤川監督 交流戦前ラスト巨人3連戦「燃えている」5度繰り返す 3連戦3本柱で3タテ狙う
「阪神(降雨中止)中日」(21日、甲子園球場)
阪神・藤川球児監督(45)が21日、“G倒締め”で交流戦に臨む姿勢を示した。20日の中日戦が雨天中止となったチームは、22日から敵地で巨人3連戦。指揮官は「燃えている」と5度繰り返して、決意を言葉に変えた。初戦に高橋を立て、2戦目以降は村上、才木の先発が見込まれる。現在3位の眼下の敵をたたき、連勝街道を歩んでいく。
プレーボールを待ち望むファンの願いとは裏腹に、雨粒が黒土をぬらし続けた。開始遅延となった一戦は午後6時20分に中止が発表された。藤川監督は「ギリギリまでゲームができればと思っていましたけど、残念ですね」と降りしきる雨音を遠くに聞きながら、虎党の心境を思いやった。
2連勝で迎えたカード3戦目は水入り。22日からは巨人3連戦に挑む。交流戦開幕を26日に控え、同一リーグとの対戦は今週末が一つの区切り。指揮官は「それは燃えていきますよね。大いに燃えていきますよ。楽しみにしていましたから」と闘志をみなぎらせた。
90年を超えるプロ野球の歴史を東西で彩り、互いに覇権を争ってきた。その伝統を監督として受け継ぐからこそ、巨人には強烈なライバル心を持って情熱を傾ける。「自分はやっぱり燃えて戦いたい相手なので。私は燃えています」とみなぎる気迫を言葉に変えた。続けて「何にでも燃えます。巨人だけは」と「燃える」というワードを計5回も繰り返した。気持ちの高ぶりを包み隠すことなく、開幕カード以来の東京ドームに乗り込む。
3連戦の初戦は中8日で高橋が務める。今季すでに4完封を記録し、リーグ1位の防御率0・38を誇る左腕に今季初めてカード初戦を託す。2戦目は中6日で村上が先発予定。そして24日は才木の先発が見込まれ、先発陣の3本柱を投入して必勝を図る。特に才木は今季、巨人戦2試合に登板して1勝0敗。球団タイ記録の巨人戦8連勝中で、9連勝に期待も高まる。
チームは20日、7点ビハインドをはね返す逆転勝利で5カードぶりの勝ち越しを決めた。「早々に中止が決まって明日に備えるよりも、昨日のいい状態でゲームに臨みたい気持ちを(午後)6時まで保てたので、明日はスムーズに入りやすいかな」とプラスに捉えた藤川監督。闘争心を胸に宿らせて、巨人を倒す。
