阪神・西勇 史上3人目300戦連続先発 36歳誕生日の伏見と花添えた 完封星チーム9度目で12球団最多

 「ヤクルト0-10阪神」(12日、神宮球場)

 コツコツと積み重ねた数字は、プロ野球史上3人目の快挙となった。節目の300試合連続先発登板。阪神・西勇輝投手は試合の流れを読みながら緩急を使ってコーナーを突いた。円熟味を増した投球を支えたのはこの日、36歳の誕生日を迎えた同学年・伏見のリード。若返りが進むチームを2人で支えた。

 「年齢もそうですしスピードもそう。プライドとか関係なく、ゼロで抑えることが大事なので」

 初回、2点を先制した直後のマウンド。先頭の丸山和に一塁線を破られた。1点でも失えば…相手はイケイケのヤクルト打線だ。続くサンタナとの対戦で外角にスライダーを2球続け、シュートで内を突き、最後はボール球のスライダーで空振り三振に斬った。この回、投じた18球は全て変化球。試合を落ち着かせた。

 プロ18年目。大切にするのは客観視する姿勢。父の教えが胸にある。「よく『自分を見られへんやつは、世間を見られへんぞ』って言われましたね」。1年目から1軍で登板し、長くエースとして活躍してきた。昨季のリハビリ期間を経て35歳シーズンの現在地。ベテランの存在が頼もしい。

 藤川監督も試合後、開口一番に「西ですね。いいリズムを持ってきてくれたのがチームにとって大きい」と称賛。今季9度目の完封勝利は両リーグ最多だ。首位攻防戦を制してつかんだ2勝目。それでも西勇は誇ることなく「36歳やし、先輩やから。誕生日で機嫌いいから、ちょっとバスで話すんじゃない」と“先輩”女房に感謝して笑った。

 ◆節目の試合は全て白星 西勇がNPB史上3人目の300試合連続先発登板。期間中の節目の試合は、いずれも白星で飾っており100、200試合目に続いて300試合目も勝利。100試合目はオリックス時代の2016年4月17日・西武戦で6回7安打1失点。200試合目は20年8月22日・ヤクルト戦で7回3安打1失点だった。

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