阪神 藤田の球場入りなぜいつも早い?本人直撃 笑顔で意外な回答【コラム 若虎界隈】
落語作家としての一面も持つ新人トラ番・藤丸紘生記者が、2軍まわりの“若虎界隈”を主観たっぷりに描くコラム。第4回は「藤田がいつも早い件について」。藤田健斗捕手(24)はSGLの試合前練習に姿を現すのがいつも早い。一番乗りというわけではないが、必ず早めにやってくる背番号59。一体、なぜ早いのか?個人的にちょっと気になる謎に迫る。
古典落語「持参金」の冒頭では早起きの重要性が説かれるが、そんなこと言ったって朝は眠い。午前9時のSGL。グラウンド入りする選手を見ていて気付いた。
「藤田来るの、いつも早くね?」
心の声なので呼び捨てにしていることは一度、ご容赦いただきたい。ただ、この気づきは私だけが思っていることではないようで、こんなことを言う人さえいるのだ。
「藤田がSGLのグラウンド入りするのを見たことがない」(某スポーツ紙記者)
まぁ、これに関しては「君がいつも遅刻気味に来るのが悪いんだよ」で一蹴できる証言なのだが、とにかく藤田さんは安定して早いのは確かだ。本人にその理由を聞いたところ、ものすごく簡潔な答えが返ってきた。
「僕、朝弱いんですよね」(笑顔キラーン)
いや、笑顔キラーンじゃないのよ。理由になってないですよ。話を聞けば、元来目覚めが悪いタイプなので、無理にでも早めに来るように意識づけている…ということらしい。「いつから始めたんだろう」と思い出せないほど昔からの習慣で、野村2軍バッテリーコーチも「努力型なんですよ」と認める。
うーん、ただ…「朝に弱いから意識的に早めに来る」を実行できている時点で、それは「朝に強い」のではないだろうか。だって、本物は「早めに起きる」を心に誓っても、当然のように二度寝。からの、絶望的な時間に起床。人間、不思議なもんであまりに絶望的過ぎると、逆に焦りゼロ。なぜか今まで気にも留めなかった机の上の整理なんか始めちゃう始末。いや、知り合いの話ですけどね。
