【福原忍氏の眼】阪神・大竹 打者のタイミングを狂わせ全てのレベルが高い投球 八回は代打・宮崎との対戦が難しかった
「阪神1-3DeNA」(9日、甲子園球場)
阪神は先発の大竹耕太郎投手(30)が1点リードの八回に逆転を許し、2カード連続の負け越しが決まった。首位ヤクルトとのゲーム差は2に拡大。対DeNAは4連敗となった。土曜日の今季無敗もストップ。大山が今季初めて先発を外れ、代わりに一塁を守った木浪の犠飛による1点のみに終わった。デイリースポーツ評論家の福原忍氏は大竹について「全てのレベルが高い、さすがの投球」とした上で「八回は代打・宮崎選手との対戦は難しかった」と指摘した。
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大竹投手が八回につかまり負けてしまいましたが、全体的に悲観する内容ではなかったと思います。七回までは大竹投手のペースでしたし、打者のタイミングを狂わせたり、全てのレベルが高い、さすがの投球でした。
八回はDeNA打線が軽打に切り替えるなど、対応を変えてきましたね。その中で、代打・宮崎選手との対戦は難しかったと思います。初球から直球を3球続けたのは、内角を厳しく攻めて直球を印象づけ、最後は低めの変化球でゴロを打たせる。対応力のある宮崎選手へのバッテリーの狙いは明確でした。ただ、1-1から3球目の際どい球がボールになり、カウント負けしたことで苦しくなってしまいました。
いつも通り周りがよく見えていたと思います。二回のけん制球でアウトにした場面では、捕手のサインに首を振って、走者の意識を打者へ向けさせていました。初球もほとんどストライクから入り、丁寧に丁寧にコースをつき、有利なカウントで進める。同じ変化球でも球速を変えるなど緩急を使い、大竹投手らしい投球でした。次回以降に引きずることはないと思います。
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