阪神・佐藤輝 三塁打もリーグトップタイ 打率・407!長打率・796!才木登板日は23打数12安打9打点

 「阪神3(降雨コールド)0巨人」(3日、甲子園球場)

 鋭い打球が降りしきる雨を切り裂く。白球の行方を追いながら、阪神・佐藤輝明内野手(27)は大きなストライドで加速した。一走・中野が快足を飛ばし生還。自身も三塁を陥れ、ベンチへ向かって右手人さし指を突き上げる。3カード連続勝ち越しを導く先制V打。きらめく雨粒が一層、殊勲者の姿を輝かせた。

 「先制点を取りたかったところなんで。井上投手もすごい良いピッチングしてたので、良い結果になって良かったです」

 一巡目は無安打に封じられた相手左腕に対し、牙をむいたのは四回1死一塁。カウント2-1から浮いたカットボールを逃さなかった。「1球で仕留められて良かった」と右中間を深々と破る一撃。リーグトップタイとなる今季3本目の三塁打で先取点をもたらした。

 前日“大台”に達した打率をこの日も上昇させ、リーグ1位を維持する・407に。さらに長打率は・796となった。変わりゆく数字については「あまり気にしすぎずに、しっかり一打席一打席って感じですね」と話しつつ「良い準備ができてるので、良い結果につながってるのかなと思います」と納得顔。NPB史上シーズン最高長打率は2013年・バレンティン(ヤクルト)の・779。テルならば-。そんな期待を抱かせる驚異的な打撃を続けている。

 苦しんでいた同学年右腕をサポートする一打でもあった。この日で、今季の才木が先発した試合は23打数12安打9打点と強力援護を継続中。「もう本当に、良いボールいってたんで、さすがだなと思います」と仲間をたたえ、今季3度目となった2人でのヒーローインタビューに「すごくうれしいですよ」と柔らかい笑みを浮かべた。

 勢い止まらぬ4番がけん引し、貯金9で首位をキープ。良い流れで9連戦最後のカードとなる中日3連戦(バンテリン)へと向かう。「しっかり3つ良いゲームをして、また(甲子園に)帰ってきたい」。天井知らずの活躍で、チームをさらなる高みへ押し上げる。

 ◆佐藤輝、長打率・796に上昇 佐藤輝はこの日で長打率・796に。安打の内訳は単打=21本、二塁打=14本、三塁打=3本、本塁打=8本。長打は合計25本で単打を上回る。なお、NPB史上シーズン最高長打率は2013年・バレンティン(ヤクルト)で・779。同2位は86年・バース(阪神)で・777。

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス