阪神・ドリス 通算100セーブ「まだ実感がない数字」38歳3カ月NPB最年長“おじさん”球団史に名刻んだ
「阪神7-5巨人」(2日、甲子園球場)
頼りになる“おじさん”が節目の数字に到達した。九回、4点を返され、なおも無死の状況で登板した阪神のラファエル・ドリス投手が1回無失点。38歳のベテランはNPB史上最年長で100セーブに到達した。
「まだ自分でも実感がない数字。家に帰っても、まだ『本当に100セーブしたのかな』っていう気持ちになると思う。それくらい今は興奮しています」
ドリスの出番がやってきた時、聖地は左翼スタンドの一角を除いて嫌な空気が漂っていた。6点リードの九回、モレッタが1死も奪えず4失点。一気に2点差に迫られていた。ただ「ブルペンにいる時は常に投げられるように準備しているので、いつも通り」と、ドリスは実に冷静だった。小浜を遊ゴロ、坂本を空振り三振、松本は左飛。何事もなかったかのように試合を締めくくった。
100セーブは球団史上4人目。外国人投手では初の快挙となり、猛虎の歴史にその名を刻んだ。38歳3カ月での到達は広島・大野豊の37歳7カ月を抜いてNPB史上最年長。藤川監督は「おじさんだね」と笑いつつ「力のあるベテランというのは非常に大きいですね」と激賞した。
大記録を打ち立てたが、ドリスの視線はすでに次戦を見据える。「明日、朝が早いので」と、デーゲームに備えて祝杯は我慢。「“おじさん”なので、ちゃんと準備しないといけない」と、指揮官の言葉を借りていたずらっぽく笑った。
◆通算100セーブ 阪神・ドリス投手が2日の巨人⑦戦(甲子園)で今季4セーブ目を挙げて達成。プロ野球39人目。初セーブは16年6月11日の日本ハム戦。
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