阪神・石井 キャッチボール再開「後ろを見ながら後ろ歩きしてるみたい」 復帰に向け『もどかしさ』吐露
「左アキレス腱断裂」からの復帰を目指す阪神・石井大智投手(28)が1日、本格的なキャッチボールを再開。すでにギプスや装具を取り外した左脚で力強く踏み出し、心地よいミット音を響かせた。
30メートル離れたトレーナー相手に30球程度。リハビリを開始した2月27日以来、約2カ月ぶりに取材対応し「まだ過度に体重はかけられないですけど、今日ぐらいのキャッチボールだったら全然。プラン通りにきている」と、現在地を明かした。
2月11日の春季キャンプ・紅白戦(宜野座)で左アキレス腱を負傷。縫合手術を行い、SGLでリハビリの日々を送る。自分がいない1軍の試合は「仕事なんで見ています。気持ち的には見たくないですけど」と複雑な思いを吐露。4月29日には屋外歩行を再開したが、左脚の筋力は「まだ全然取り戻せていない」と、もどかしい思いが募る。
それでも「やるっていう選択肢しかない」と覚悟を決めている。現在の心境を「前向きっていうわけではないんですけど、後ろを見ながら後ろ歩きしているみたい」と表現した。長く険しいリハビリの道すがら、時に後ろを向きたくもなる。ただ、たとえ視線は後ろでも、歩みだけは常に前へと進み続ける。
