阪神・嶋村がプロ初打席 いきなりVSマルティネスもフルスイングで左飛「良い方向に捉えて」次戦につなげる
「阪神3-4巨人」(16日、甲子園球場)
自然と心は穏やかだった。プロ初出場は1点を追う九回、代打で登場した。先頭で守護神・マルティネスと対峙(たいじ)。いきなりの過酷な場面にも、阪神・嶋村の目は生気に満ちていた。「相手が誰であろうと自分のスイングをするだけなので」。3月11日に支配下を勝ち取った男が、真の一歩を聖地に刻んだ。
初球から魅せる。スピンの利いた152キロ内角直球を豪快にスイング。ただ、ファウルとなり「初見は『すぐ行こう』と思ってた中でのファウルやったので、ちょっと悔やまれるかなと思います」と唇をかむ。1ボールを挟んだ3球目のスプリットを捉えきれず、プロ初打席は左飛。今季17試合目でようやく巡ってきた出番で快音を響かせることはできなかった。
それでも「あそこで起用してくれたっていうところは、ちょっとは成長できるのかなと思います」と今後へつながる1打席だったことに間違いはない。「良い方向に捉えて、次もし打席を与えてもらえる機会があるなら自分のスイングをするだけ」。限られたチャンスを逃さぬよう、再び積み重ねの日々へ向かう。
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