阪神・ディベイニー 待望来日1号 29歳誕生日前祝い 2打席以降は凡打「自分が目指す状態にはまだ遠い」

 「ファーム・西地区、広島4-3阪神」(12日、佐伯総合スポーツ公園野球場)

 ついに飛び出した。阪神・ディベイニーが来日初本塁打となる今季1号。13日が29歳の誕生日の助っ人が自ら“前祝い”の祝砲を放った。

 絶好球を逃さず一閃(いっせん)した。二回1死で迎えた第1打席、相手先発右腕・河野と対峙(たいじ)した3球目だった。「甘いボールを良いスイングで捉えることができた」。カーブを引っ張った打球が左翼フェンスを越えたのを確認すると、悠々とダイヤモンドを一周した。ベンチでナインに祝福され、うれしそうに笑顔を見せた。

 ようやく出た一撃は誕生日前日に生まれた。「誕生日近くで打てたことが本当にうれしい」と満面の笑みで喜びを表現。記念の一発は29歳に持ち越さなかった。

 ただ、反省も忘れない。2打席目以降は凡退。1点を追う八回には2死二、三塁と一打逆転の好機で空振り三振に倒れた。「自分が目指す状態にはまだ遠い」とまだ道半ば。平田2軍監督も「あとは打ち損じをいかに減らせるか」と課題を示した。異国の地で一つ年を重ねた助っ人は、真価を発揮するために状態を上げていく。

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