阪神・伏見 移籍後初安打の記念球は仲間が必死確保「あいつら、ヤバイっす(笑)」 伊原リードは「ハマった感じ」
「中日3-7阪神」(11日、バンテリンドームナゴヤ)
待望の一打に、35歳のベテランはホッと息をついた。2-0の二回2死、阪神・伏見寅威捕手の鋭い打球が三遊間を破る。出場7試合、14打席目に記録した移籍後初安打だ。「規制がかかっていない打席はできるだけ積極的にと思っている」。ポリシー通り初球から仕掛け、納得の一打となった。
「あいつら、ヤバイっす」と照れ笑いを浮かべたのはベンチの光景だ。タテジマ初安打の記念球は一度、ボールボーイに渡ったが、三塁ベンチの虎ナインが飛び出し、大声を上げて返却を要求。イニング後、無事に熊谷から伏見に手渡された。移籍後まだ間もないが、すっかりチームの一員。後輩からも慕われている様子が伝わってきた。
1点差に詰め寄られた直後の四回は、1死満塁から再び初球を中犠飛としてリードを広げた。
守っても伊原を巧みにリード。初バッテリーとなったが、ブルペンで投球を見て配球のイメージを膨らませていた。「いいなと思ったボールを組み立てて使って、今日はすごくハマった感じ」とニンマリ。プロ14年目。修羅場をくぐり抜けてきた豊富な経験が、チームに安心感を与えている。
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