阪神・今朝丸 収穫の71球 今季最長5回2/3を1失点好投も六回途中降板は「反省点」
「ファーム・交流戦、阪神1-2楽天」(5日、日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)
SGLのマウンドから投げ込んだ71球に詰まった大きな収穫と少しの宿題。先発の阪神・今朝丸が今季最長の5回2/3を1失点にまとめる好投で存在感を放った。
積極果敢な楽天打線に直球で立ち向かった。奪った三振はわずか「1」だったが、「三振はあまり狙わずに。早打ちなんで、打たせて取ることができて良かった」と相手の積極性を利用して凡打を積み上げていった。二回、入江を右飛に仕留めた直球はこの試合最速の149キロを記録したが「え、そうなんですか?」と、驚く表情こそがスピードガンではなく、きっちり打者と対峙(たいじ)し続けた証拠だ。
六回無死一、三塁から併殺の間に1点を失ったところで交代。平田2軍監督は「十分だったと思うよ」と評価したが、本人は「失点して六回を投げ切れなかった。本当にそこが反省点。次は修正していきたい」と、残した宿題に目を向けた。
今季のファーム公式戦では12回を投げて1失点と好投が続く。「まずはファームで結果を出して、土台作りをやっていければ」。目標の1軍初登板に向けて冷静に語った19歳は進化を止めない。
