【谷佳知氏の眼】阪神・ドラ3岡城 初球をしっかりと振り切って左翼線に 左翼争いに割って入っていければ面白い
「WBC東京プール presented by ディップ 強化試合、侍ジャパン5-4阪神」(3日、京セラドーム大阪)
阪神が3日、京セラドームで侍ジャパンとの強化試合に臨み、4-5で敗れた。序盤から劣勢を強いられた中、存在感を示したのがドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=だった。八回1死一、三塁から、対外試合初安打で初打点をマークしてアピール。チームとしてもこの回一挙4得点。デイリースポーツ評論家の谷佳知氏は「左翼争いに岡城が割って入っていければ面白い」と評価した。
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ドラフト3位のルーキー岡城にとっては、今後への大きな自信となる一本になったのではないか。八回1死一、三塁で、初対戦の仲地に対しておそらく、初球から振っていこうと決めて打席に入っていたのだと思う。内側に入ってくる真っすぐで簡単な球ではなかったが、しっかりと振り切って左翼線に落とした。思い切りの良さが出た適時打だった。
新人選手やまだ実績がない若手選手はこうやって一つ一つ結果を積み重ねて、監督、コーチの信頼を得ていくしかないし、実際にいいアピールになったはずだ。佐藤輝、森下がWBC出場で不在の間、オープン戦でチャンスをもらえる可能性が広がったと思う。左翼のポジションは空いているし、そこに岡城が割って入っていければ面白い。
先発の伊藤将は緩急という持ち味が十分に出ていた。大谷への初球、緩いカーブで入っていって一ゴロに仕留めた。その後の近藤、村上、吉田という左打者3人をいずれも一ゴロに打ち取ったが、プレーボール直後のカーブが頭にあったからだろう、みんな対応が少し遅れていた。緩い球を意識させることで打者を惑わせる。伊藤将の真骨頂とも言える投球だった。
大谷は内野ゴロ二つに終わったが、タイミングはしっかり取れていた。あくまで1打席、1打席が調整。本番になったらガラッと変わると思う。
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