阪神・高橋 先発ローテ争いに強力ライバル加入も「意識は全然」 新助っ投左腕ルーカスは最速156キロ
阪神の高橋遥人投手(30)が24日、獲得が発表された新外国人のルーカスに刺激を受けた。ルーカスは最速156キロを誇る本格派左腕で期待も大きい。同じ先発左腕の高橋にとってはローテを争う相手になる。
それでも、「入ってくる人みんなライバルっていうか、そうやって思ったら、全員ライバルになっちゃうんですけど。意識は全然してない」と淡々と話す。まず向き合うのは自分自身だ。「精いっぱいというか、持ってるものをまず出せるように。そうじゃなきゃ勝負にもならないと思うんでっていう感じですかね」と気を引き締めた。
優勝旅行のハワイから帰国してスイッチも切り替わっている。この日はトレーニングのため甲子園へ。オフのテーマは「手首がもっと良くなること。直接的にパフォーマンスを変えるっていうのはもうそこ」と語った。2023年に左手首を手術し、その際に入れていたプレートを24年11月に除去。7月に1軍復帰してから徐々に感覚は良くなってきたが、「まだまだ固い。もう少し突き詰められるかなっていう感じはある」という。
オフも超音波を当てるなど入念にケアに努め、手首の可動域などを改善していく考えだ。そうすれば「もっと良くなるかな」とさらにいい投球ができることを確信している。冬でさらなる進化を遂げ、ローテ争いに挑んでいく。
関連ニュース





