阪神・伊原 来季も“何でも屋”新人王逃すも前向く「どんどん高みを目指す」2000万増3600万円でサイン
阪神の伊原陵人投手(25)が26日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1600万円から2000万増の3600万円でサインした。ドラフト1位の左腕に限れば、1年目の球団最高昇給額を更新。新人王には131票差で届かなかったが、来季も“何でも屋”としてチームに貢献する。(金額は推定)
伊原は東京のNPBアワードではなく、西宮の球団施設にいた。緑のスーツでビシッと決めて、晴れやかな表情を浮かべる。「1年間、即戦力として活躍してくれたという評価をしていただいた」。榎田の1900万増などを超えて、ドラ1左腕の最高昇給額。2つの負け越しとなったが、5勝(7敗)という数字は認められた。
中継ぎとして開幕1軍入り。4月20日・広島戦(甲子園)では「一番うれしかった」という初先発初勝利を挙げた。その後も順調に白星を重ねていったが、中盤以降に失速。6月8日・オリックス戦(甲子園)の勝利が最後となり、終盤は再びリリーフに回った。
NPBアワードでは新人王が発表され、セ・リーグはヤクルトの荘司が受賞。僅差での争いが予想されていたが、131という差がついた。「自分の実力不足だと思う」。素直に“負け”を認めて、次に狙うのはタイトル奪取だ。「どんどん高みを目指す。素晴らしい投手がたくさんいるので一生懸命頑張るだけ」と前を向いた。
自身の強みは「先発、中継ぎ両方いける」ことと自己分析する。投げるポジションにこだわりもない。今年も先発、ロングリリーフ、僅差での登板と多くの経験を積むことができた。「チームが必要としてくれるのであれば、どちらでも対応して活躍したい」。強力な猛虎投手陣の中で、“何でも屋”という武器を生かす。
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