阪神・下村「恩返し」誓った プロ3年目の26年へ「来年こそ、やらないといけない」減額制限迫る24%ダウン

 阪神・下村海翔投手(23)が15日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1450万円から減額制限に迫る約24%ダウン(350万減)の1100万円でサインした。2023年度ドラフト1位右腕は、故障の影響もあって2年連続で公式戦登板なし。プロ3年目の26年へ「来年こそ、やらないといけない」と決意を示した。

 “3年目の正直”だ。プロ入り後、公式戦登板を果たせていないドラ1が勝負の来季へ視線を向けた。「何とか3年目こそは期待に応えられるように」。下村の言葉に実感がこもった。

 新人だった昨年4月に右肘の内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。その後、地道にリハビリを重ねて今年8月17日に入団後初のシート打撃登板を果たして最速153キロを計測。明るい道筋が見えつつあったが、同24日に2度目のシート打撃に登板した後、再びペースダウンした。

 「去年に比べ今年の方が『投げられるかも』と思った時にちょっと状態が下がったりという波が大きかった」。今後に向けては「一番やってはいけないのは焦ってまた(負傷を)繰り返すこと」と説明。キャッチボールなどで感覚を確認しながら実戦へのめどを立てていく。

 プロでの第一歩は恩返しのシーズン。「いろんな人に助けられた。本当に恩返ししたい、という気持ちが一番強い」。自らのマウンド姿こそが周囲への感謝のしるしとなる。

 ◆減俸限度額 野球協約では、年俸が1億円を超えている場合は40%、1億円以下の場合は25%を超えての減額を禁止している(選手の同意がある場合を除く)。限度額を超える減俸を選手が拒否したときは、自由契約を選択できる。14年オフに阪神の新井貴浩は、年俸2億円から60%ダウンの8000万円の提示を受けたが、契約更新せず退団。古巣の広島へ復帰した(金額は推定)。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス