阪神・ドラ5能登 村上に弟子入り志願 課題の制球力「高めるためのコツ聞きたい」契約金3500万円、年俸660万円で仮契約

 吉野スカウト(左)に帽子をかぶせてもらう能登(撮影・滋野航太)
 仮契約を終えた能登
 吉野スカウト(左)から帽子をかぶせられる能登(右)
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 阪神からドラフト5位指名された、能登嵩都投手(24)=オイシックス=が13日、新潟市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3500万円、年俸660万円で仮契約を結んだ。今季イースタンで投手4冠に輝いた右腕は、課題の制球力を磨くために、今季投手3冠の村上に弟子入りし、1軍の舞台でもタイトル獲得を目指す。(金額は推定)

 タイプは違えど、プロで活躍するための術(すべ)を学びたい。能登は大投手に成長していくため、先輩の背中を追いかける。

 右腕にとって、制球力が一番の課題だった。昨季はイースタンで83回を投げて52四球。今季はイニングを128回と大きく伸ばした中で、昨年以下の50個にまで減らした。「ゾーンの中で勝負することができた結果」とプロへの扉を開く大きな要因となったものの、決して現状に満足しているわけではない。

 そこでコントロールにさらなる磨きをかけるため、精密機械の村上に教えを受けたい。今季セ・リーグの規定投球回に到達した10人の投手の中で、最も与四球が少ないのが村上。与四球率(9回を投げていくつ四球を出すか)も1・28と驚異的な数字だ。

 ドラフト指名後の日本シリーズもテレビで観戦。村上が抜群の制球力を武器に、強力打線を封じる姿が印象的だった。「僕はそんなにコントロールは良くないので、制球を高めるためのコツというか、そういうのは聞きたい」と話す機会を心待ちにしている。

 長身から投げ下ろす角度のある直球と、大きく割れるカーブが特徴の本格派。ファームではあるが、今季村上と同じ最多勝、最高勝率、最多奪三振のタイトルを獲得した。ドラフト5位で入団した共通点もあり、期待も高まる。

 将来的には1軍でのタイトルも目指すが「改善しないといけないところ、伸ばさなきゃいけないところもある」と冷静に足元を見つめた。「そこをクリアすれば目指せるようになる」。一歩ずつ階段を上がり、目標に近づいていく。

 自身の性格を「負けず嫌い」と分析する能登。「1番になれるように努力はしていきたい」と練習は欠かさない。座右の銘は、好きな漫画・バガボンドに出てくる言葉で「天下無双」。ハイレベルな阪神投手陣で自らの牙を研ぎ、球界を無双する最強投手になる。

 ◆能登 嵩都(のと・しゅうと)2001年9月29日生まれ、24歳。184センチ、88キロ。右投げ右打ち。投手。旭川大高、桐蔭横浜大、オイシックスから25年度ドラフト5位で阪神から指名を受ける。高校3年夏に甲子園出場。今季イースタンでは防御率2・60、12勝、勝率・750、102奪三振で投手4冠。大きく縦に割れるカーブが武器でスタミナに自信。

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