阪神育成1位・神宮が手術乗り越えラスト神宮 14日開幕、立命大との初戦へ「名前に恥じないような活躍をしたいです」

 明治神宮野球大会(14日開幕・神宮)の開会式が13日、都内の明治神宮会館で行われ、大学11校、高校10校の選手が参加した。2年ぶり6度目の出場となる東農大北海道オホーツクは14日に立命大と初戦を戦う。阪神から育成ドラフト1位指名を受けたサイド右腕・神宮僚介投手(4年・桐生第一)は名字と同じ「神宮」の舞台で有終の美を飾ることを誓った。

 神宮が神宮へ帰ってきた。全日本選手権を含め過去3度、経験したマウンドは「特別な雰囲気を感じる」と明かす。昨年7月に受けたトミー・ジョン手術から復活を遂げ、再び立つ舞台。右腕は落ち着いた口調で意気込みを語った。

 「リハビリの時もずっと、もう一度、神宮球場に戻りたいという思いで続けてきたので、立てる喜びはあります」

 名字のルーツは不明だというものの、縁を感じずにはいられない。小学校の同級生や高校には親族以外の神宮姓がいたというが、「チームメートには初めて聞いたと言われます」という珍しい名前。大学野球においては多くの学生が目指す“聖地”だけに「名前に恥じないような活躍をしたいです」と力を込めた。

 大会出場権を懸けた10月13日の代表決定戦で自己最速148キロを記録。1カ月でさらなる球質向上を求め鍛錬を積んできた。8日に東京入り後は予定していたオープン戦が雨天中止となり対外試合からは遠ざかるものの「今シーズンで一番良い状態」と手応え十分だ。

 前回出場の2年時は救援で1/3回を2失点。チームも1-8でコールド負けと悔しさを味わった。「後輩たち、指導者の方に結果と背中で示したい。置き土産ができるように」。チームの最高成績は14年の4強。神宮のマウンドで真価を示す。(間宮 涼)

 ◆神宮 僚介(じんぐう・りょうすけ)2003年5月27日生まれ、22歳。群馬県出身。178センチ、81キロ。右投げ右打ち。投手。小学3年時から吉岡ジュニアファイターズで野球を始め、吉岡中では軟式野球でプレー。桐生第一では2年秋からベンチ入り。東農大北海道オホーツクでは1年秋にリーグ戦デビューし、2年時に横手投げに転向。昨年7月に右肘トミー・ジョン手術を受け、今秋に復活し最高殊勲選手賞を獲得。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス