【井川慶氏の眼】阪神・デュプランティエが二回途中7失点KO ブランクの影響は心理面で 対照的だったソフトバンク・上沢

 「SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク10-1阪神」(26日、みずほペイペイドーム)

 阪神が第2戦でソフトバンクに2桁10失点の大敗を喫した。先発のジョン・デュプランティエ投手が1回2/3を7失点KO。2番手の岩貞も山川に3ランを被弾するなど2回までに9失点と一方的な展開になった。打線は初回に佐藤輝が相手先発・上沢から2戦連続のタイムリーを放ったが、以降は沈黙した。デイリースポーツ評論家の井川慶氏はデュプランティエについて「ブランクの影響が心理面であった」と指摘した。

  ◇  ◇

 敗れたデュプランティエ投手は、ブランクの影響と言ってしまえば簡単ですが、ボールに力がなかったわけではないです。初回に近藤選手を空振り三振に仕留めた真っすぐは良かったですし、影響があったとすれば心理面ではないでしょうか。

 おそらく登板間隔が空いていることの不安はあったはずで、ポイントは初回2死一、二塁での山川選手の場面でしょう。やや高めで、外寄りのちょうど腕が伸びるところにいった真っすぐを打たれましたが、これは投げミスかなと思います。逆にその前の栗原選手に許した同点打は低めの変化球で悪くなかったですが、結果的に失点したことで不安を解消できず、自分のペースをつかめなかったことが二回にも響いたように見えました。

 対照的に、次の1点を与えなかったのが上沢投手です。前日にチームが負けた中、初回に3連打で失点してなおも一、三塁のピンチ。ここで追加点を与えると苦しくなるところで、踏ん張りましたよね。だからこそ二回以降、自分のペースで投げられたのかなと。

 そう考えると、阪神とすれば初回に追加点を奪えていれば…という展開でした。ただ負けはしましたが、ある程度選手が試合に出て、シリーズの雰囲気を感じられたことはプラスですし、切り替えて甲子園で戦ってもらいたいです。

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