阪神・大竹 3年連続2桁星ならず 8回熱投115球も力尽く 藤川監督「次は別の戦いが始まりますから」CSに期待
「阪神3-5中日」(27日、甲子園球場)
力を振り絞った115球の熱投も、白星には届かなかった。阪神・大竹耕太郎投手が3年連続の2桁勝利に王手をかけながら、5失点で4敗目。八回までマウンドに立ち続けたが勝利は遠かった。「足が痛いんで。それどころじゃない」。試合後の表情は暗く、言葉数も少なかった。
五回までは快調に投げ進めたが、六回に山本のソロと細川の3ランで一挙4失点。この2被弾が最後まで重くのしかかった。七回に大山の3ランで1点差まで詰め寄ってくれたが、直後にボスラーの犠飛で痛恨の追加点を献上。8回10安打5失点と試合をつくることはできなかった。
藤川監督は開幕から先発陣を引っ張ってきた、エースの村上と比較しながら「春、故障からスタートしてここまで来ましたけど、来年はそういったところがないようにスタートできれば」とフル稼働を要求した。
シーズンでの登板は終了とみられるが、短期決戦は残っている。指揮官も「次は別の戦いが始まりますから。しっかり切り替えてね、やってもらえればなと思いますね」と期待した。もう移籍3年目。次の出番に備えていく。
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