首位独走の阪神 佐藤輝「一応、走りました」 浜風なんの26号確信アーチにニヤリ「最高です!!」

 「阪神2-0DeNA」(26日、甲子園球場)

 阪神が後半戦の開幕も快勝し、白星スタートとした。佐藤輝明内野手(26)が1点リードで迎えた六回、貴重な追加点となる26号ソロを放った。浜風をモノともしない打った瞬間の確信アーチ。大山、才木と並んだお立ち台で「最高でーす!」と声を張った。

 この回、1死走者なしで迎えた打席。DeNAの先発・ケイが投じた初球、148キロのツーシームを狙った。フルスイングした打球は大きな弧を描いてライトスタンド一直線。浜風にも負けない打球はそのままフェンスを超えた。打球速度178キロ、飛距離は124メートルと計測された。

 本塁打の感触について「いや、もう強いスイングで積極的に仕掛けることを意識して打席に入りました」と振り返った上で、「一瞬、ちょっといったかなと思ったんですけど一応走りました」とニヤリ。スタンドのファンからも笑いが起きた。

 7月19日の巨人戦(東京ドーム)以来、3試合ぶりのアーチ。7月は6本目(自己最多は今年4、6月の8本)の本塁打となった。本塁打はリーグ・2位に付ける阪神・森下の16本に10差。個人タイトルでも独走状態になっている。

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