バース!掛布!岡田!伝説を“再現” 往年のスイングでバックスクリーン3連発 トークショーで軽妙掛け合い

 「阪神2-1巨人」(1日、甲子園球場)

 ランディ・バース氏(71)、掛布雅之OB会長(70)、岡田彰布オーナー付顧問(67)がTigers Legends Day「バックスクリーン3連発」で試合前にスイングセレモニーを行った。3人はバッターボックスで順番にスイング。ホームランの演出もされ、観客を盛り上げた。

 バース氏はその後取材に対応。「佐藤選手とちょっと会って、少しだけ話した」と自ら切り出した。続けて「『誕生日の日いいですね、いい誕生日なりますね』と笑いながら言ってくれました。本当にナイスガイです」と同じ3月13日生まれの佐藤輝との会話の内容を笑顔で明かした。

 球団では1986年の自身以来の本塁打王へ独走中の佐藤輝に「引っ張るだけではなく、広角にボールを打って」と助言。「十分な力を持っている男。ラッキーゾーンがあるかないかっていうのは関係なくなると思います。いいスタートを切っているので、最後まで頑張れば大丈夫」と期待を込めた。

 この日、バース氏、掛布氏、岡田氏の3人は甲子園歴史館でトークショーにも登場。バックスクリーン3連発の当時を回想した。バース氏が岡田氏の一発を「フェンスに当たってから入った」といじる場面も。「俺のが一番いい当たりですよ」と岡田氏が主張する絶妙な掛け合いで会場の笑いを誘っていた。

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