痛恨逆転負けの阪神 4失点で今季初黒星の桐敷が勝敗を分けた1球を反省「落としきれなかった」

8回、降板しがっくりの桐敷(撮影・金田祐二)
8回、逆転を許し降板した桐敷は悔しさをにじませる(撮影・田中太一)
8回、降板しがっくりの阪神・桐敷拓馬と阪神・才木浩人=ベルーナドーム(撮影・金田祐二)
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 「西武4-2阪神」(10日、ベルーナドーム)

 阪神が西武に逆転負けを喫し、連勝が4でストップした。2点リードの八回、3番手で登板した桐敷が4失点。12球団トップの防御率を誇る投手陣が踏ん張れず、まさかの暗転で才木の6勝目もスルリと消えた。

 この回、登板した桐敷は西川、滝沢に連打を浴びた。続く牧野には送りバントを許さず、ピンチを脱したかに見えたが…「あそこで結果が変わったかもしれない」と振り返ったのは、続くネビンとの対戦だった。カウント1-2と追い込んでからの4球目、決め球にしたフォークが少しだけ高く浮いた。右翼線を破られ、まずは1点を失った。

 「落としきれなかったというのが自分は反省するところです。そこから最少失点でいきたかったんですけど、それできなかった」

 悔しそうな表情で振り返った通りに、さらに外崎を申告敬遠後、源田、山村にも連打を浴びて一気に勝ち越しを許した。藤川監督はここで漆原にスイッチを決断。なおも満塁のピンチで長谷川に左犠飛を許し、4点目を失った。

 桐敷は4月15日のヤクルト戦以来16試合ぶりの失点。自責点に限れば同月3日のDeNA戦以来、実に登板20試合ぶりとなった。だがこの日は1回持たず、今季初黒星に「本当にマウンドでの結果がすべてなので。またやり返せるようにしっかり反省して、切り替えて頑張りたいです」と必死に前を向いた。

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