「おまえの兄貴えぐいな」と言われた 大学で皇子山でライト場外に本塁打 阪神・佐藤輝の弟・太紀さん【手記】

 「日本ハム1-7阪神」(5日、エスコンフィールド)

 阪神の佐藤輝明内野手(26)が、5日の日本ハム戦(エスコン)で通算100号本塁打を達成した。現在も関西独立リーグの堺シュライクスで野球を続け、オフには自主トレをともにしている、弟の佐藤太紀さん(25)がデイリースポーツに手記を寄せた。

  ◇  ◇

 兄ちゃん、100号達成おめでとう。今年はえらい調子がいいですね。100本という数字は、想像もつきません。

 今年で自主トレを一緒にやって3年目になるけど、いつもより難しいことはしていないなって思っていた。去年までは「体をこう使って」とか、いろいろしていたけど、今年はシンプルになった。フルスイングはしていない感じでも、しっかりパワーを伝えられていると思う。

 兄ちゃんはいつからホームランバッターだったのかな。中学から別のチームで野球をやっていて、ほとんど一緒に野球をやっていなかったから、しっかり見ることがなかった。けれど大学で同じリーグになって(輝明は近大、弟・太紀は関学大で2学年差)いかついホームランを打ってるんだなって知りました。皇子山でライトの場外にホームランを打ったのは今でも覚えている。えぐかった。今まで見てきた誰のホームランよりも一番高く上がって、一番遠くに飛んでいた。周りから「おまえの兄貴えぐいな」って言われた(笑)。

 小学生の時は、よくしょうもないけんかをしてたな(笑)。兄ちゃんが大学に入って、会う頻度が少なくなって仲良くなったかな。帰省してきた時は、近大の寮まで車で送ったりしたな。野球の話とか、聞いてる音楽の話とかしていたかな。無言も多かったけど(笑)。プロに入ってから現地で試合を見てないから、一回はホームランを生で見てみたいな。

 そんなにしゃべるタイプではないけど、みんなに分け隔てなく優しいね。昔、母の日に花を買ってきて渡して、オカンは喜んでたな。オフには宮城の祖父母宅にも会いに行っていた。自分は去年まで福島(BC福島に所属していたため)にいたから何回も行ったけど“佐藤輝明の部屋”はすごいね。ユニホームとかタオル、新聞の切り抜きが飾ってあった。来てくれて喜んでたよ。自主トレを手伝ってくれてる関係者さんの子どもたちにも自分から話しかけたりして、気を使える人だなって見ていました。

 兄ちゃんにとっては100号はまだまだ通過点やと思うし、全然これから進化していくと思う。200本、300本と、これからも期待しています。

 佐藤太紀

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