阪神 佐藤輝明がプロ通算100号!球団生え抜き選手で史上3番目のスピード到達 バット掲げる確信弾 拍手の新庄監督に頭を下げるシーンも

 「日本ハム1-7阪神」(5日、エスコンフィールド)

 阪神の佐藤輝明内野手がプロ通算100号アーチを放った。2試合連発となる一撃に敵地のエスコンフィールドが大きくどよめいた。

 八回先頭の第4打席だった。福谷の変化球を完璧に捉えた打球は美しい放物線を描いて右翼席に飛び込んだ。打った瞬間に一発を確信した背番号8は右手でバットを掲げる。ダイヤモンドを一周して三塁ベンチに戻ると記念ボードを掲げ、新庄監督が拍手を送った一塁ベンチにも頭を下げた。

 佐藤輝は球団の生え抜き選手として史上3番目のスピードで100号に到達。田淵幸一の424試合、掛布雅之の553試合に次ぐ575試合での到達。年齢でも掛布23歳11カ月、藤田平24歳11カ月に次ぐ、26歳2カ月での達成となった。

 今季はここまでセ・リーグの本塁打ランキングでトップを独走。4日の試合後には相手の日本ハム・新庄監督が「打席に入る前も意識が腰から。ちょうど大谷君が打席に入る前のような意識の持ち方をしてるんじゃないか。突っ込まないしね」と分析する。

 その上で「悪くなってくるとライト方向に打つイメージが強くなって、外のボールに力が抜けてしまう。今はセンターを意識してるんじゃないか。それを変えなかったらすごい成績を残す」と断言していた。

 試合は阪神がパ・リーグ首位の日本ハムに快勝で交流戦勝ち越し発進となった。お立ち台では「先頭だったので、塁に出るっていうことを意識していつも通りにいきました。打った瞬間でしたね」と納得の表情を浮かべた佐藤輝。通算100号に「ちょっと遅いかなと思うので。まだまだですけど、100本打ててきょうはうれしいです」と語り、「オフから取り組んできたことが良い形になっているかなと思います」と実感を込めた。

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