「ウエスタン、阪神１－０中日」（１日、日鉄鋼板ＳＧＬスタジアム）

　阪神は先発の育成３位・早川（くふうハヤテ）が７回無失点の好投。前川の豪快なバックスクリーンで挙げた１点を守り抜き、ロースコアの接戦を制した。試合後の平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－早川が好投した。

　「素晴らしかったな。今日は前半から１５０キロ出てたやん。そういうところの彼の気持ちがピッチングにつながったし、球数も順調に行ってたんで、７回まで久保田コーチも投げさせましょうってことやったんで。しっかり落ち着いて投げてたよ」

　－前川にもホームランが出た。

　「やっと角度もついてきたし、バッティング練習でもちょっと感じが良くなってきて、今日もロングティーをやって。やっぱ長打が出なきゃダメよ。ああいうバッターは。角度がついてくるとセンターに。久しぶりじゃない？バックスクリーンにホームラン打ったっていうのは。昨日も２本打って、これから調子上げてくると思うよ。上がってこなきゃいかん」

　－バックスクリーンまでいったのは打球の質がいいからか。

　「バットの角度と、ボールに綺麗にスピンがかかってるから風にも乗るし。いいスイングしてるからよ」

　－初回こそ３連打も二回以降はわずか２安打だった。

　「ダメだね、打つ方は。もっとアグレッシブにいかないと。１点取ってスミ１で。百崎でも最後の真っ直ぐ２球見逃して三振なんて、また逆戻りだな。３割打っとったってなんの意味もないわ。アグレッシブにいかなきゃ、ストレートを全然打たん。あのカウント取りいくストレート、前川だけだ。みんな受けてる。若い選手なのにさ。勝って喜んでる場合じゃないよ。反省ばっかりだよ今日は」

　－小幡もシート打撃に臨んだ。

　「５打席立ってね、内容は別としてしっかり走れてて。火曜日状態を見て、ということになると思います。今日の状態はこれからまだチェックしないといけないんで、軽はずみなことは言えない」

　－火曜の先発は。

　「今朝丸今朝丸。今朝丸二重丸」