阪神 広島に連勝で交流戦前のリーグ首位が確定 5月は15勝9敗1分、大竹はマツダ8連勝
「広島0-2阪神」(31日、マツダスタジアム)
阪神が広島に連勝。交流戦前のリーグ首位が確定し、5月は15勝9敗1分けと、2カ月連続で勝ち越しに成功した。先発の大竹が7回1/3、4安打無失点の粘投で2勝目(1敗)。0-0で迎えた五回、2死一塁から木浪が放った先制適時二塁打が決勝打となった。
大竹-床田の投手戦となった一戦。試合後が動いたのは五回だった。1死からヘルナンデスが右前打で出塁。この日、チーム初安打でチャンスメークすると、2死から木浪だ。1ストライクから2球目、高めに浮いた変化球を積極スイング。打球は瞬く間に左中間を抜け、一塁からヘルナンデスも激走で生還した。
「打ったのは多分カットボール。ツーアウトでしたし、なんとか後ろまで繋ぎたいという気持ちでした。(ヘルナンデス)モーチョがよく走ってくれましたし、まずは先制できてよかったです」
打線は九回に中野の三塁打から大山の右前適時打で2点目を奪った。
一方、先発の大竹は序盤から安定感が光る投球。三回、2死から中村奨に右中間を破る三塁打を浴び、続く菊池に四球を与えてピンチを背負ったが、ファビアンを一飛に抑えた。以降、中盤は走者すら出さない投球を見せたが、八回には1死から代打・堂林に左翼線を破る二塁打を浴びたところで降板。このピンチを2番手・湯浅がしのぎ、無失点リレーで勝ちきった。
大竹は5月17日(甲子園)の対戦でも、7回を投げ4安打2失点で勝ち投手。この試合を含めて対戦成績は14試合の登板で11勝1敗。マツダスタジアムでは2023年5月5日から8連勝とキラーぶりを発揮している。
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