阪神・門別 初の聖地先発「楽しみ」 翌週凱旋登板もモチベーションに 28日・DeNA戦

 28日・DeNA戦(甲子園)に先発予定の阪神・門別啓人投手(20)が26日、1軍に合流した。甲子園で中継ぎの経験はあるが、先発マウンドは初めて。「確かに先発はしたことないな。楽しみではありますね」と無邪気な笑みを浮かべた。

 今季は開幕ローテ入りを果たし、プロ初勝利も挙げたが、7日・巨人戦(東京ド)で3回2/3を6安打6失点と乱れ、2軍降格。それ以降、ファームでは2試合に先発し、いずれも7イニングを投げきった。「イニングが増えても(球の)質が落ちるとか、球速が落ちることはなかった。しっかりできたと思う」。体重も1~2キロ増。成長を遂げて1軍に戻ってきた。

 翌週6月4日には地元・北海道で日本ハムとの交流戦(エスコン)が控える。「そこに投げたい。頑張らないといけない」。凱旋登板もモチベーション。気合十分で2勝目を狙う。

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