阪神・森下翔太外野手（２４）が８日、遠征先の東京から帰阪し、９日の中日戦（甲子園）で２０１０年・ブラゼル以来１５年ぶり、さらに真弓明信が持つ球団日本選手最長記録となる５試合連続本塁打に挑む。球団記録は８６年・バースの７試合だが、そんな前人未到の数字が視界に入るほど若き主砲は絶好調だ。

　４日・ヤクルト戦（甲子園）で石川から放った３号を皮切りに５日からの巨人３連戦（東京ド）では左翼席へ３戦連発。２年連続となる４試合連続アーチを達成した。

　９日の先発は高橋宏。４月１１日の対戦では２打数１安打２打点と結果を残したが「やれることをやるだけ」と自然体だ。中日には前回バンテリンドームで３連敗。自身も１３打数３安打と苦しんだだけに「最初の１勝を取るのがすごく大事。打てるように頑張ります」とリベンジに燃えている。

　９日からの３連戦は「ＴＯＲＡＣＯ　ＤＡＹ」として開催される。森下は「恋人にしたい選手」の３位、「推しの選手」、「友達にしたい選手」でも２位にランクインしている。「じゃあ活躍して１位になれるように頑張ります！」。打率・３４３、４６安打でリーグ１位を走る男は、女性人気ナンバーワンも狙う。