「ＤｅＮＡ２－３阪神」（２３日、横浜スタジアム）

　阪神の大山悠輔内野手が延長十回に決勝の今季１号ソロを放った。開幕から２０試合目、８５打席目での初アーチ。ベンチでは近本光司外野手の祝福の仕方がファンの歓喜を呼んだ。

　表情を変えずにダイヤモンドを一周した大山。ベンチ前でチームメートとハイタッチをかわすと、ようやく白い歯をこぼした。その後、ベンチに座ると前にいた近本が大山のヘルメットを手荒くなでなで。同学年の２人が見せたやり取りが、ファンの歓喜を増幅させた。

　Ｘでは「近本かわいい」「２人のやり取りが尊い」「大山さんホームラン打ってベンチ戻ってホクホクしてる所に近本さん来てヘルメットの上からサスサスサスって頭撫でてておもろい」「近本に撫でられる前ににやついてる大山さん可愛すぎる」「近本、大山なでなで可愛かったなぁ」と沸騰。昨年の契約更改で近本は「すごい悩んでいましたし、ストレスもあったと思う。本人が自分で決めたというのはすごい大きいこと。それはすごい尊重したいと思います」とＦＡ残留を決めた大山についてコメントしていた。一緒に自主トレを行った仲だけに、近本にとってもうれしい一発となった模様だ。