阪神 森下不在で若手ら猛アピチャンス!左翼争い激化 井上「結果を出す」井坪「全部でアピール」

 「阪神春季キャンプ」(13日、宜野座)

 阪神の若手外野手が、今年初の対外試合となる15日の練習試合・楽天戦(宜野座)から定位置奪取へ猛アピールを誓った。12日に腰部の張りを訴えた森下が不在の間は打席数が増えるため、左翼争いで存在感を示す意気込みだ。

 野口は1、2軍合同紅白戦で2試合連続適時打を放ち、計4打数2安打で打率・500。練習では打撃中にサンズ臨時コーチから「考えすぎ」と助言をもらい、チェックポイントを授かった。「結果も大事だけど恐れずに。今年こそはという気持ちでやりたい」と対外試合でも活躍を狙う。

 昨秋キャンプのMVP・豊田も紅白戦で2試合連続安打。首脳陣は積極的な打撃を求めており、「打ちにいくには準備が必要なので準備をして対応したい」と内容にもこだわっていく。

 井上はフリー打撃でセンター中心に打ち返し、キャンプの取り組みを確認。「結果を出すしかない」とまずは実戦初安打を狙う。左翼争いで最年少19歳の井坪は紅白戦2試合で打率・200。「出せるものを出したい。全部でアピールします」と先輩に食らいつく覚悟。それぞれがサバイバルへ向けて気合を入れ直した。

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