阪神 ノーノー危機から一転菅野KO!森下が初安打の二塁打→大山→渡辺3連打で先制 甲子園が大歓声に包まれる
「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)
6回まで無安打無得点だった阪神打線が、七回1死から初安打を放った。森下が右中間を破る二塁打を放ち、ヘッドスライディングで二塁を陥れた。
その後、大山が三遊間を破る左前打でつなぎ、渡辺が右前に先制タイムリー。ノーノー一転の3連打で菅野をKOへ追い込んだ。
初回は近本、中野、森下があっさり三者凡退に。二回は2死からノイジーが四球を選んだが、梅野の二塁へのライナーを吉川がジャンピングキャッチし、好機を拡大できなかった。
五回まで右腕に対し打ちあぐね、六回の攻撃の前にはベンチの前で平田ヘッドコーチが選手を集め、円陣。しかし六回も木浪が右飛に倒れると、才木も右飛。続く近本はフォークを空振り三振に倒れていた。
先発の才木は安打を浴びながらも6回まで6安打無失点と好投。24日には戸郷にノーヒットノーランを食らっていただけに、甲子園は森下の二塁打に大歓声がわき起こっていた。そこから怒濤の3連打で菅野をKO。スタンドには歓喜の六甲おろしが鳴り響いた。