阪神アレ効果絶大、虎営業収益120億円増 阪急阪神ホールディングス3月期決算発表

 阪神の親会社、阪急阪神ホールディングス株式会社は14日、2024年3月期決算を発表した。球団関連に甲子園球場、宝塚歌劇団を含むエンターテインメント事業では、営業収益が前年比で103億2300万円増の826億1200万円で、営業利益は14億9600万円増の141億1900万円。エンターテインメント事業のうちの、球団を中心としたスポーツ事業は、営業収益が前年比で120億円増の503億円、営業利益は38億円増の112億円だった。

 同ホールディングスの公式サイトではエンターテインメント分野の決算について、「ステージ事業において宝塚歌劇の一部公園の中止や公演スケジュールの見直し等があったものの、阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝および38年ぶりの日本シリーズ制覇を遂げるなど、スポーツ事業が好調であったこと等により、増収・増益」と説明。宝塚の“不祥事”をカバーする形となった、猛虎のV効果を強調していた。

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