阪神2軍は5連勝 ビーズリーが7回無失点で29イニング連続無失点 和田2軍監督は「マウンドでの向かっていく姿勢がいい」

 チームが勝利し、満面の笑みを見せるビーズリー(撮影・北村雅宏)
 7回を無失点に抑える好投を見せたビーズリー(撮影・北村雅宏)
 9回、最後を締めた湯浅(中央)はナインと勝利のタッチを交わす(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神1-0中日」(10日、鳴尾浜球場)

 阪神は中日との投手戦を制し、引き分けを挟んで5連勝とした。

 先発のビーズリーが7回3安打無失点、12奪三振の好投。これで、29イニング連続無失点と好調をキープしている。2番手の加治屋は降格後初登板で三者凡退。湯浅は5試合連続無失点とした。

 打線は遠藤が決勝の先制適時打。栄枝が2安打と結果を残した。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -ビーズリーは調子がいい。

 「力でねじ伏せるところとコントロールして緩急も使えている。いろんなことを駆使しながら、マウンドでの向かっていく姿勢がいいよね。打者を圧倒できるような投げっぷりというかね。それプラス、ある程度のコントロールがある。ちょっと四球がね、それも一発を食らわないための無駄な四球ではないんだけど、そういうところぐらいかな。セットもクイックを工夫しながら投げていたし、今のところ非常に状態はいいよね」

 -好調のうちに1軍で活躍できたら。

 「ビーズリーだけじゃなくて、そういう選手が控えている。声がかかるのを待っている。ただ、いつも言うけど、こればっかりは順番が回ってくるまで、しっかりいい状態をキープして声がかかるのを待つ。それがこっちのやるべきことなのでね」

 -加治屋も良かった。

 「鳴尾浜に来て初めての登板だったけど、やっぱり違うなっていうところも見せてくれた。変化球の使い方であったり、ボール球を振らせる、あそこのキレがないとやっぱり見られてしまうので。キレがいいし、あえてボール球を振らせる投球術を持っている。そのキレが少し落ちてくると、1軍でも振らなかったりして、ボール先行になってしまうので。ちょっと何日間か空いて体も楽になっただろうし、今日のピッチングなんかを見ると加治屋のいい時のままだと思う。続けていかないといけないね」

 -最後は湯浅が締めた。

 「一昨日(8日)は少し真っすぐがもう一つだった。変化球で何とかしているなっていう感じがあったけど、今日は真っすぐも走っていた。もう少しコントロールできるようになると、本来の湯浅に戻ると思う。本当にあともう一息というところじゃないかな」

 -遠藤は勝負どころで打った。

 「もともと勝負強さを持った選手。今日のタイムリーで、ちょっと上がっていくかなっていうような打撃。結果と内容が伴ってきてるんで、ここからが楽しみかな。去年の遠藤に比べたら、今はまだまだ物足りない。もっとできる選手だと思うからね。走塁、盗塁に関しては非常に積極的にできてる。守備、打撃でもうひと踏ん張りっていうか、もうワンランク上で野球ができるように精進してほしいな」

 -チームは引き分けを挟んで5連勝。

 「ファームなんで時期的に選手がいたりいなかったりする。この5月に入ってから、こういう試合ができてるっていうのは、やっぱり守備が上がってきてるかな。『こんなのすんの』っていうのが非常に少なくなってきてる。今は本当に集中力を持って、またゲーム展開が集中させると思うけど、何とか必死に取れなくてもグラブに当てたり、みんな集中して気持ちが入ったプレーができてるんでね。バッテリーを含めて、今のところしっかり守れてる」

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